施工手順

施工方法

    1. (1)横向き施工: レッグハンマー等で既存RC構造物を内空側から削孔します。その後「セラミックキャップバー(CCb)」の設置については、壁面の状況等を考慮して2通りの方法から適切な方法を選定します。高流動グラウト材の場合には、孔口にグラウト貯留槽を設置し、その内部と孔内にグラウト材を注入、充填します。そして、グラウト材で満たされた孔内へ「セラミックキャップバー(CCb)」を挿入し、孔口を養生用の蓋で閉めます。可塑性グラウト材の場合は、グラウトホースにより孔内先端部から孔口までグラウト材を注入した後「セラミックキャップバー(CCb)」を挿入します。どちらの方法でもグラウト材グラウト材の充填が確実に実施できることが、施工試験により確認されています。
    2. (2)上向き施工:孔内へグラウト材注入後に、「セラミックキャップバー(CCb)」を挿入する方法と、「セラミックキャップバー(CCb)挿入後にグラウトを注入する施工方法があり、現場条件に合わせて施工することができます。
    3. (3)狭あい部での施工:「セラミックキャップバー(CCb)」の長さを確保できないような狭あいな空間での施工においては、カプラーによる機械式継手を用いて鉄筋長を延長することで施工ができます。

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